【集う】イラクに散ったジャーナリスト故・橋田信介氏を偲ぶ「タンポポ忌」(産経新聞)

 □5月8日、熱海の古屋旅館

 ■「素晴らしい友人にめぐまれました」

 テレビ局のプロデューサー、雑誌の編集長、新聞記者…。ふだんは多忙を極める人たちが1年に1度、戦場に散った“ひとりのジャーナリスト”の思い出話を語りたいがために、万難を排してやってくる。

 橋田信介さん(享年61)は2004年5月27日、イラク戦争を取材中に、バグダッド近郊でおいの小川功太郎さんとともに襲撃され亡くなった。フリーのジャーナリストとしてアフガンやカンボジア、パレスチナなど世界中の戦場を取材。還暦を過ぎても現場にこだわり続けた人だった。

 「フリーには『仕事を断る』という選択肢も『成果なしに退く』という選択肢もない。そんな思いで(信介さんと)2人でどれだけ現場を駆け回ったことか」と懐かしむのは戸井田克彦さん(56)=現・日本テレビワーク24。テレビ朝日・報道ステーションのチーフプロデューサー、後藤和夫さん(58)は「僕がプロデューサーになって、(信介さんに)どんどん稼がせてやるぞと思っていた矢先の事件だった。もっともっと頼みたい仕事があったのに」。

 そんな仲間たちにとって楽しみなのは信介さんの長男、大介さん(28)が父の跡を追って報道の道へ入ったこと。現在はテレビの報道カメラクルーの一員としてニュースの現場を駆け回る日々だ。「いつかは父のように世界を舞台に仕事をしてみたい」と大介さん。

 酒がすすみ夜がふけても、思い出話はつきない。妻の幸子(ゆきこ)さん(57)は、「(夫は)幸せ者ですね。素晴らしい友人にめぐまれました」。夫の遺志を継いだイラクへの医療支援の仕事もゴールが近い。「後は(いまだに許可が下りない)事件現場へ行くこと。それができない限り事件は終わりませんからね」(喜多由浩)

うそで塗り固められた「聖職者」 北教組事件初公判にあ然(産経新聞)
中山元外相、たちあがれから参院出馬(産経新聞)
刑務官暴行 「国は賠償請求可能」 間接的な責任言及(毎日新聞)
両陛下が植樹祭出席=神奈川(時事通信)
他人名義カードで買い物 詐欺容疑で政治団体会長ら4人逮捕 警視庁(産経新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。